祈りの力
2009-08-12


昨日の地震のことでは、お祈りとお見舞いをどうもありがとうございました。

 昨日と今日の予定だった、教会の朝霧一泊キャンプは、今日だけの朝霧遠足に変更になりました。これから、行って来ます。

 9日の日曜日に私が担当した礼拝説教の原稿を載せます。タイトルは「私たちは教会のアロンとフル」でしたが、内容は「祈りの力」の大きさについて話したので、今日の日記のタイトルは「祈りの力」にしました。

2009年8月9日礼拝説教原稿

「私たちは教会のアロンとフル」
聖書箇所:出エジプト記17章8〜16節

 今日の聖書箇所は、実は私が昨年の春、まだ高津教会に通っていた時に聞いて非常に励まされた説教と同じ聖書箇所です。その時に私が受けた大きな励ましを静岡教会の皆さんとも是非とも共有したいと思い、今日は同じ聖書箇所を選びました。その時の藤本先生の説教のタイトルは「アドナイ・ニシ」でした。これは、他にも「アドナイ」が地名や祭壇名に使われている「アドナイ・イルエ」、そして「アドナイ・シャロム」のことが書かれている箇所があり、それらとシリーズの説教になっていたからです。
 今日の説教では、特に12節のアロンとフルの役割に注目したく思い、「私たちは教会のアロンとフル」というタイトルでお話しさせていただきます。

 この、出エジプト記の17章というのは、イスラエルの民がモーセに率いられてエジプトの地を出て来てから、まだ間もない頃のことです。モーセが海の上に手を差し伸べると海が二つに割れたので、その海の中の乾いた所を進んで行った、と記されているのが14章です。イスラエルの民が渡りきったところでモーセが海の上に手を差し伸べると、今度は海の水が元に戻ったため、追ってきたエジプトの軍隊は海の中に消えてしまい、もはや追ってくることができなくなりました。その神の偉大な御業を賛美しているのが、15章です。16章では、神は荒野を行く民のために天からパンを降らせてくださいます。そして17章の前半では民はモーセに「飲み水をください」と迫り、不満を爆発させます。神はそんな民のために、ホレブの岩から水が出るようにしてくださいました。

 さて、今日の聖書箇所の17章の後半では、まず
8節「さて、アマレクが来て、レフィディムでイスラエルと戦った」
とあります。もし地図付きの聖書をお持ちでしたら、後ろの地図の「出エジプトの経路」というページを見てみてください。アマレク人は遊牧民として、カナンとシナイ山(ホレブ山)の間を放浪していました。レフィディムはシナイ山の近くにあります。
 
9節「モーセはヨシュアに言った。『私たちのために幾人かを選び、出て行ってアマレクと戦いなさい。あす私は神の杖を手に持って、丘の頂に立ちます。』」

 ここに登場するヨシュアは、ヨシュア記のヨシュアです。ヨシュアがモーセからリーダーの座を引き継いでヨルダン川を渡って行くのは、これから40年後のことです。今朝歌ったインマヌエル賛美歌の481番「あたらしき地に」はヨシュアのように勇ましい信仰者であれという歌です。

 40年後のヨシュアはイスラエルの民を従えて勇ましくヨルダン川を渡って新しい地に踏み出でて行ったことがヨシュア記に記されています。しかし、この時は、まだ戦闘の経験がない若者でした。少し前まではエジプトで奴隷としてレンガ作りをしていたヨシュアたちですから、いきなりアマレク人と戦闘を交えることになって、大きな不安があったに違いありません。
 そんなヨシュアにモーセは「私は神の杖を手に持って、丘の頂に立ちます」と言います。「神の杖」、これこそが戦いの陣営の「旗」でした。15節にある「アドナイ・ニシ」(主はわが旗)のニシ、つまり旗でした。


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