『明日への遺言』
2008-04-13


自分のことや家族のことでいろいろあって、2月25日に豊洲で『夕凪の街 桜の国』を見て以来、映画館には全く足を運んでいませんでした。きょう一ヵ月半ぶりに映画館に行き、『明日への遺言』を見ました。
 自分の理性・感性・霊性にピタッとはまり、これまで私が見た日本映画の中の五本の指に入る、良い映画だと思いました。事実にどこまで忠実かなどということは抜きにして、一編の人間ドラマとして非常に見ごたえがありました。しっかりとした信仰を土台に持った人間の強さ・優しさが感じられ、私が信じる宗教とは違いますが、深く共鳴できるものがありました。最も印象に残ったのが、僧侶との別れの挨拶です。軽いやりとりの中にどっしりとした重みが感じられました。こういうのが私は大好きなんですね。
[映画]
[信仰]

コメント(全2件)


記事を書く
powered by ASAHIネット