『ウェディング・キャンペーン』
2007-12-17


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 新百合ヶ丘の川崎市アートセンターでファン・ビョングク監督のトークショー付き『ウェディング・キャンペーン』(原題:僕の結婚遠征記)を見て来ました。
 先月、佐々部監督も出席したアートセンターのオープニング記念のシンポジウムで日本映画学校校長の佐藤忠男氏がこの作品をベタほめで、長い時間を掛けて作品解説を滔々としていたので、そんなに良いなら行かねばならないと思い、行ってきました。
 果たしてこれは、本当に良かったです。最近、少し忙しくてブログ更新をサボっていましたが、久々で書きたくなりました。コメディタッチで笑う場面が多いのですが、最後はウルウルしてしまいました。ファン監督は98年に日本映画学校を卒業した佐々部監督の後輩で、今村昌平監督に憧れてこの学校に入学したそうです。本作は監督デビュー作で、スタッフ・キャストにはまず『101回目のプロポーズ』と『蒲田行進曲』を見てもらったそうです。武田鉄矢さん、平田満さんが演じたさえない男が、時を経て韓国人によりウズベキスタンで演じられたことに、何とも言えない感慨を覚えました。
 トークショーの後でDVDを購入し、ファン監督にサインしてもらいました。ファン監督の今後のさらなる活躍に期待したいです。
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