2006-01-27
昨晩、北海道の大学の剣道部の同期4名と新橋で会った。
大学時代の運動部の仲間のつながりが強いのは、年に何回も合宿や遠征をして寝食を共にする機会が多かったからだと思う。
私は学生を10年やっていたので、剣道部の同期16名中、私が一番最後まで大学に残っていた。次々と卒業・修了して北海道を離れて行く仲間を見送るのは、本当に寂しかった。東京の大学なら、卒業生は卒業後も近くにいて、いつでもまた会える場合が少なくないだろう。しかし、北海道の場合は、今度いつ会えるのか分からない。だから卒業生が北海道を離れる時は、皆で駅や空港に見送りに行き、別れを惜しんだ。3月はそんな寂しい季節だった。
4月、雪が消えても花はまだまだ咲かない。大量の粉塵やホコリが舞うだけだ。友が去って寂しい心にこれはこたえた。だから学生時代の後半、4月は1年のうちで一番きらいな月だった。
(つづく)
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